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本場メキシコのタコスはパリパリじゃない!?おにぎり感覚で楽しむソウルフードの秘密

タコスとは
タコス

「タコス」と聞くと、多くの人が「とうもろこしのパリパリした皮に、ひき肉やレタス、チーズを挟んで、辛いソースをかけて食べるもの」を想像するのではないでしょうか?

しかし、そんなイメージを持ったままタコス発祥の地・メキシコを訪れると、誰もが大きな衝撃を受けることになります。なぜなら、本場のタコスは私たちが知っているものとはまったく異なる姿をしているからです。

目次

1. 実は柔らかい!本場メキシコのタコスの特徴

まず一番の驚きは、本場メキシコのタコスの皮が、全然固くなく、とても柔らかいという点です。しっとりとした独特の食感があり、具材を優しく包み込んでいます。

さらに、メキシコでは「タコスの皮に挟めないものはない」と言われるほど、とにかく何でも挟んでしまいます。牛・豚・鶏などの様々な部位のお肉はもちろん、新鮮な魚介類(フィッシュタコス)や季節の野菜など、あらゆる具材が主役になります。

2. タコスの語源は「軽食」?日本でいう“おにぎり”の存在

メキシコを代表する国民食であるタコス。「タコス(tacos)」という言葉は、単数形「taco(タコ)」の複数形で、もともとは「軽食」という意味を持っています。

日本人の感覚で言うなら、まさに「おにぎり」が一番近い存在かもしれません。おにぎりも海苔とご飯の間に、梅、鮭、昆布、天むすなど、何でも好きな具材を合わせますよね。タコスもまったく同じ感覚で愛されているのです。

特にトウモロコシの粉を薄くのばして鉄板で焼いた皮は、「トルティーヤ(Tortilla)」と呼ばれ、メキシコ料理には欠かせません。日本でいう「お米」のような主食であり、このトルティーヤに好きな具材をたっぷり盛り、手掴みで豪快に頬張るのがメキシカンスタイルです。

3. 魅惑のメキシコ屋台文化と自由なトッピング

メキシコの街を歩けば、至る所に賑やかなタコスの屋台(タケリア)を見つけることができます。

大きな串に刺した豚肉をくるくる回しながら直火で焼き、ジューシーに削ぎ落としたお肉(パストール)を、その場で温めたトルティーヤにパッと乗せて手渡してくれるスタイルなど、見ているだけで食欲がそそられます。

そして屋台の醍醐味は、豊富なトッピングです。どのお店にも、トマトや唐辛子、ハーブを使った様々な種類のサルサ(メキシコの伝統的なソース)が用意されています。さらに、薬味としてのみじん切りタネギ、フレッシュなパクチー、彩りを添えるラディッシュ(ラバノ)やライムなどがズラリと並び、自分好みの味にカスタマイズして楽しむことができます。

本場メキシコのトルティーヤとタコス

4. なぜ日本のタコスはパリパリなの?「TEXMEX」の誤解

ここまで読んで、「えっ?じゃあ私が今まで食べていたパリパリのタコスは何だったの?」と思った方も多いはずです。

じつは、あのパリパリのシェル(皮)にミンチ肉を挟むタコスは、「TEXMEX(テクスメクス)」と呼ばれる、アメリカのテキサス州で生まれたメキシコ風のアメリカ料理なのです。日本でも人気の「チリコンカン」なども、実はこのテクスメクス発祥。アメリカ風にアレンジされた別料理の扱いになります。

日本のバブル全盛期、アメリカからこのTEXMEXスタイルのタコスが上陸して大ブームとなりました。その結果、多くの日本人の頭の中に「タコス=固くてパリパリの皮」というイメージが定着することになったのです。

5. 自宅で本場の味を再現!おすすめタコス食材

本場メキシコ流の柔らかいタコスや、アメリカンで馴染み深いTEXMEXスタイルのタコスなど、どちらも違った魅力がありますよね。最近では日本でも手軽に本格的なタコス生地や具材が手に入るようになっています。

お家でのタコスパーティーや、本格的なメキシカンに挑戦してみたい方は、ぜひこちらの専門ショップをチェックしてみてください。

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