カリブ海の至宝!メキシコの人気ビーチリゾート「カンクン」完全ガイド
メキシコのキンタナ・ロー州、ユカタン半島の北東部に位置するカンクン(Cancún)。カリブ海に面したその美しい景観は、かつてのアカプルコを凌ぐ、メキシコ国内はおろか世界でも指折りの人気ビーチリゾート地として知られています。
高級ホテルが立ち並ぶエリア、美味しいレストランやバー、そして何より人々を魅了して止まない、この世のものとは思えないほど美しいエメラルドグリーンのビーチ。昼間はマリンスポーツを楽しみ、夜はナイトライフを満喫できる、魅力たっぷりのカンクンの情報をまとめました。

昼間はジェットスキー、ダイビング、イルカと泳ぐプログラム、パラセーリングなどのマリンアクティビティ、ジャングルツアー、大型ショッピングセンターでの買い物など、選択肢は無限大です。日が暮れると、世界各国の料理を楽しめるレストラン、おしゃれなバー、そして熱気あふれるクラブやメキシコの伝統踊りのパフォーマンスが、旅行者を楽しませてくれます。
1. カンクンの歴史と名前の由来
現在でこそ世界中から年間380万人以上の観光客が訪れ、162以上のホテル、451のレストランがひしめき合い、毎日200便以上の飛行機が発着する大リゾート地ですが、その歴史は意外に新しいものです。
1974年、メキシコ政府観光省の提案により、一大リゾート地を作り上げるプロジェクトとして開発が始まりました。それまでのカンクンは、見渡す限りのジャングルと誰もいないビーチが広がる、静かな漁村に過ぎなかったのです。
「カンクン(Cancún)」という言葉の由来は、マヤ語で“蛇の巣”または“金色の蛇の場所”を意味すると言われています。カンクンのホテルゾーンが広がる半島は、まるで数字の「7」のような形をしており、朝、カリブ海から昇る太陽の光を浴びると、その姿が金色に輝く蛇のように見えることから、そう名付けられたと伝えられています。
2. カンクンってどこにあるの?
カンクンは、メキシコの東部、キンタナ・ロー州に属しています。カリブ海に突き出たユカタン半島の先端部分に位置し、アメリカやキューバにも近い場所です。
3. 日本からカンクンへの行き方
残念ながら、日本(成田空港など)からカンクンへの直行便は運航されていません(2024年現在)。そのため、アメリカまたはメキシコシティを経由して行くのが一般的です。
アメリカ経由の場合
アメリカの主要都市で乗り継ぎます。以下のルートが有名です。
- ユナイテッド航空:ヒューストン経由 → カンクン
- アメリカン航空:ダラス経由 → カンクン
- デルタ航空、アトランタ経由、ロサンゼルス経由など
メキシコシティ経由の場合
メキシコの首都メキシコシティを経由するルートです。
- アエロメヒコ航空:成田からの直行便でメキシコシティへ → カンクンへ乗り継ぎ
- 全日空(ANA):成田からの直行便でメキシコシティへ → 国内線へ乗り継ぎ
4. メキシコシティからカンクンへの移動方法
メキシコ国内、特にメキシコシティやその他の主要都市からカンクンへ移動する場合の手段をご紹介します。
飛行機を利用する場合(国内線)
メキシコシティからカンクンへは、複数の航空会社が毎日多くの便を運航しています。所要時間は約2時間半〜3時間です。
- アエロメヒコ航空(Aeroméxico):https://aeromexico.com/
- ボラリス(Volaris):格安航空会社(LCC)
- ビバ・アエロブス(Viva Aerobus):格安航空会社(LCC)
長距離バスを利用する場合
時間はかかりますが、費用を抑えたい場合には長距離バスという選択肢もあります。メキシコシティの東部バスターミナル(TAPO)などから、大手バス会社アデオ(ADO)が毎日便を出しています。
- 費用目安:往復で約3,000ペソ〜
- 所要時間:片道平均24時間前後
※非常に長時間の移動となるため、体力と時間に余裕がある方向けです。
メキシコ国内のバスの時刻表や料金を調べるには、以下のサイトが便利です(英語対応あり)。
▼Ticketbus(メキシコバス予約サイト):http://www.ticketbus.com.mx/wtbkd/index.jsp
5. おすすめ宿泊・観光・日本語対応情報
「スペイン語や英語が不安」「初めてのメキシコでどう観光すればいいか分からない」という方でも、カンクンは観光客に慣れているため、安心して楽しむ方法が用意されています。
個人手配が不安な方は、日本の旅行会社のツアーを利用するのが安心です。
▼コスモストラベル(メキシコ・中南米専門旅行会社):http://www.cosmostours.jp/
日本スタッフ対応可能なホテル
日本語が通じるスタッフが在籍しているホテルを選べば、滞在中の安心感が違います。
▼フィエスタ・アメリカーナ・グランド・コーラル・ビーチ(Fiesta Americana Grand Coral Beach Cancun):http://www.hotels-cancun.com/fiestacoralbeach/
日本語で体験できるダイビングショップ
カンクン周辺の美しい海や、神秘的なセノーテでのダイビングを日本語で安心して体験できます。
▼クイーン・エンジェル(Queen Angel):http://www.queenangel.com/staff.htm
6. カンクンの熱いナイトライフ(クラブ・バー)
美味しいディナーの後、まだまだ遊び足りない!朝まで踊り明かしたい!という人、あるいは友人や恋人とゆっくりお酒を楽しみたい人も、カンクンならナイトライフを満喫できます。
カンクンのホテルゾーン、通称「パーティー・ゾーン」には、世界的に評価の高いクラブが多数あり、熱気あふれる夜を提供しています。
有名なクラブとしては、「The City」「Coco Bongo」「Dady’O」「Bulldog Cafe」などがあります。特にCoco Bongoは、ラスベガスのようなエンターテインメント・ショーが楽しめることで有名です。
最新のレーザーショー、アクロバットパフォーマンス、ライブ、世界中から招かれた人気DJ、そして時にはビキニコンテストまで。日常のストレスを発散しましょう!
オススメのバー(Bar)
- Bling Restobar
一つの場所で、レストラン、寿司バー、そしてナイトクラブの雰囲気を一度に体験できるのが特徴です。 - Congo
パーティー・ゾーンの中心にあるバーです。様々なジャンルの音楽やDJのプレイに合わせて、素敵な出会いや盛り上がりを楽しめます。 - Señor Frog’s
レゲエバンドやDJの音楽に加え、店内を貫く水滑り台があるというユニークな内装が自慢。プールとレストランを行き来してみましょう。 - Las de Guanatos
しっかりとお酒を飲みたい人に理想的なお店。メキシコ料理やタコスをつまみに、様々な種類のお酒を味わえます。 - Los Cuatro Elementos
ライブ演奏で懐かしい音楽を聞きたいならここ。バラードやスペイン語のロックなどに耳を傾けながら、友人や恋人とゆっくり過ごせます。
7. カンクン周辺観光:マヤ遺跡と隣接する魅力
「カンクンには、今のメキシコらしい、昔のメキシコらしいところはありませんか?」という声をよく聞きます。実は、カンクンがある地域は「リビエラ・マヤ(Riviera Maya)」とも呼ばれ、マヤ文明の壮大な歴史を肌で感じられる場所でもあるのです。
マヤ文明の遺跡
カンクンとユカタン半島周辺のジャングルは、マヤ文明が最も栄えた場所の一つでした。現在でも、マヤの人々によって建てられた壮麗な都市の遺跡を訪れ、その圧倒的なスケールに触れることができます。
カンクンから簡単にアクセスできる(日帰りツアーなどが充実している)主な遺跡は以下の通りです。
- チチェン・イッツァ遺跡(世界遺産):新・世界七大不思議の一つでもある、最も有名なマヤ遺跡。
- ウシュマル遺跡(世界遺産):美しい「魔法使いのピラミッド」がある遺跡。
- カラクムル遺跡(世界遺産):ジャングルの奥深くに眠る巨大都市遺跡。
- エズナ遺跡
- トゥルム遺跡:カリブ海を望む断崖に建てられた、美しい絶景のマヤ都市遺跡。
- パレンケ遺跡
※次の記事では、これらのマヤ遺跡について、さらに詳しく紹介していきます。
カンクンは、美しいカリブ海のビーチやマリンスポーツ、高級リゾートの楽しみだけでなく、神秘的なマヤの歴史、そして近隣にあるプラヤ・デル・カルメンなどの他のビーチリゾート、バリャドリッドなどの美しいコロニアル都市も楽しめる、まさに完全無欠のリゾート地です。ぜひ、あなただけの特別なカンクン旅行を計画してみてください。


