【タコス誕生秘話】始まりは愛妻弁当!?メキシコの国民食が世界を虜にするまでの歴史
今やメキシコ国内だけでなく、世界中で愛されているストリートフードの王様「タコス」。実はその誕生の歴史を遡ると、とても素朴で温かい“家族への愛”が詰まったエピソードにたどり着くのをご存知でしょうか?
メキシコのタコスは、本来はのどかな田舎の農村地帯で食べられていたものでした。昔はお昼時になると、メキシコの女性たちが、広大な畑で汗を流して働いている大切な主人(夫)に向けて、出来立ての料理を持っていく美しい習慣があったのです。
しかし、主人が働いている農場までは、気の遠くなるような長い距離を歩いていかなければなりませんでした。お皿やフォークを持ち運ぶのは大変ですし、途中で料理が冷めてしまうのも困りものです。そこで女性たちは、長い道中を歩いても崩れず、簡単に持ち運んで手掴みでサッと食べられる料理を工夫して考え出し、そこから私たちがよく知っている「タコス」の原型が生まれたのです。まさに、究極の愛妻弁当がタコスのルーツだったんですね。
田舎の味から、メキシコ全国、そして世界を揺るがす国民食へ
時代が移り変わり、地方にいた人々が仕事を求めて都市部へと移住していくとともに、この素晴らしい食習慣も一緒に町の方へと移っていきました。その移動した文化の中で、最も人々を魅了したのが他ならぬ「タコス」という料理です。
手軽に食べられて最高に美味しいタコスは、都会の労働者たちの胃袋を瞬く間に掴み、段々とメキシコ全国へと広がっていきました。そして今では、国境を越えて世界中で愛されるトップスターへと上り詰めたのです。
タコスの命は「トルティーヤ」!具材とサルサで無限に広がる美味しさ
そんなタコスを作る上で、一番大事な材料は間違いなく「トルティーヤ」です。トウモロコシの生地(マサ)を丸く薄く伸ばして香ばしく焼き上げたタコスの皮のことで、メキシコ人にとっては日本のお米とまったく同じ、毎日の食事に欠かせない神聖な主食です。
この黄金色のトルティーヤに、ジューシーに焼き上げたお肉や、ホクホクに煮込んだお豆、新鮮な野菜などをどっさり乗せ、仕上げにピリッと辛い自家製サルサをかければ、それだけで極上のタコスの出来上がり!組み合わせ次第で味のバリエーションは無限に広がります。
【プチ雑学】「タコ」と「タコス」の正しい使い分け
日本では「タコス」という言葉がそのまま料理名として親しまれていますが、正しくは【taco(単数形)】+複数形の【s】。スペイン語では日本語と違って名詞の単数と複数がハッキリ分かれています。
- お皿にのった1個のタコスを指すときは「タコ(taco)」
- 2個以上の複数、あるいは料理全体の総称として呼ぶときは「タコス(tacos)」
現地のお店で「1個だけ食べたいな」という時は、「ウン・タコ(Un taco)」と注文するのがツウな頼み方です。
ビックリするほど種類豊富!本場メキシカンスタイルを自宅で楽しもう
タコスの名称は、作られる地方や中に挟む材料、さらには調理法によっても細かく変わってきます。日本では、アメリカのテキサスを経由して伝わったパリパリの皮の「アメリカン風タコス(TEX-MEX)」が広く知られていますが、本場メキシコに行くと、驚くほどたくさんの種類に溢れており、その奥深さにビックリさせられます。
当店のオンラインショップでは、そんな本場の味わいを気軽におうちで再現できる、厳選されたタコス食材を豊富に取り揃えています。焼き立ての柔らかいトルティーヤにお好みの具材をのせて、あなただけの特別なタコスパーティーを楽しんでみませんか?
▼タコス商品一覧
http://www.mex-f.com/?mode=cate&cbid=2195448&csid=2



